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淡路島のおいしい魚をより多くの人へ~クボタ水産~
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レポーター紹介
投稿者 | 上野成久 |
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性別 | 男性 |
年代 | 20代 |
住まい | 兵庫県南あわじ市 |
趣味 | サウナ、BBQ |
自己紹介 | こんにちは、天パのなるです。 淡路島では、自然や人との交流など感動することが多いです。 淡路島へ移住してきてまだ間もないですが移住者の視点から淡路島の魅力を発見し、発信していきたいと思います。 宜しくお願いします! |
今できることを。~クボタ水産~
コロナウイルスの影響で外出自粛ムードが続いています。淡路島でもいろいろなお店が何とか試行錯誤しながら頑張っています。そんな中、淡路島のおいしい魚をより多くの人のもとへ届ける挑戦をしている水産会社を発見しました。
今回は「クボタ水産」の代表 窪田耕一さんにお話を伺ってきました。
(クボタ水産入口)
ちなみに現在のクボタ水産の宅配の目玉は「鱧(はも)すき」だそうです。鱧すきとは鱧や昆布などでとった出汁でつくる鱧のすき鍋のこと。淡路島の名物である鱧(はも)を贅沢につかったセットです!(^^)!
これがセットになって自宅で楽しめるのは幸せですね。
(はもすきセット)
(新鮮な鱧!淡路島に来るまで知らなかったおいしい魚)
(おいしそうな鱧すき!)
このような素敵な宅配サービスをしているクボタ水産は一体どのような会社なのか。そして宅配サービスをは始めたその背景はどのようなものなのか。移住してきた私が知る限り、福良の人でクボタ水産を知らない人はほとんどいないですし、窪田さんは多くの人から慕われている存在。
(仕入れた魚をさばく窪田さん)
そんなクボタ水産は創業約60年の老舗水産会社。観光名所でもある「福良マルシェ」のOPEN時から、6年間納品し続けています。
現在、福良マルシェでは、朝とれた魚を捌き、すぐに食べられる状態で販売されています!
(福良マルシェの魚コーナー)
実はOPEN当初は、腹わたを取っただけの状態で販売していたそう。
しかしそれではお客さんがあまり手に取ってくれない・・・
そこで窪田さんは、手間をかけて魚を捌き、お客さんは食べるだけの状態にして販売することに。
お客さん目線でひと手間を加えたことで、多くの人の手にとってもらえるようになったそうです!
消費者のメインは観光客ですが、クボタ水産では地元の人にも安くておいしい魚をもっと手軽に食べてほしいとの思いがあるそうです。
~宅配サービスの始まり~
お客様が淡路島に来にくくなってしまった今。来られないのならこっちから行くしかない!とのことで宅配サービスをスタート!!
そこには2つの想いがありました。
一つは、釣った魚を売れる場所が減っている漁師さんから仕入れることで、漁師さんを支えたいという想い。
もう一つは、淡路島にはこんなにもおいしい魚があるのだということを、この機会により多くの人に知ってもらいたいという想い。コロナが落ち着いた時に、「あの時に食べた魚をもう一度食べたい!」と、淡路島に足を運んでくれる人がいることを願って。
まさにピンチをチャンスに変えようという発想の転換から、今回の宅配サービスはできていたんです!!
実際に、宅配を利用した人がリピーターになり、定期便が欲しいとの声もあるようです。
「宅配サービスはコロナが収まってからも続けたい」と窪田さんもおっしゃっていました。
この宅配サービスをきっかけに、淡路島の魚や野菜はおいしいのだと知ってもらいたい。そのために今はただ良い魚を買い付けて、良い魚を売ること。それだけだそうです。
私自身も、半年前に淡路島に移住し、今まで食べたことのないくらいおいしい魚や野菜をたくさん知りました。
家にいる時間が長い今だからこそ、宅配サービスで淡路島のおいしいをより多くの人に知ってもらいたい。そしていつか実際に淡路島に来て、食べてもらった野菜が育っている風景やおいしい魚が育つ綺麗な海を見てもらいたいなと思いました。
(窪田家 家族一致団結して日々進んでおられます!)
~余談~
ちなみに淡路島出身の上沼恵美子さんとクボタ水産二代目は同級生で、毎年魚を送っているそう。
テレビなどで淡路島の魚はおいしい!とお話してくださっている魚はクボタ水産の魚だそうです!!
クボタ水産HP
※記事内容は取材当時の情報です。詳細は各イベント・施設・店舗までお問い合わせください。
Date:2020.09.03