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【NEW OPEN】オーベルジュ フレンチの森『La Rose』

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レポーター紹介

投稿者WEB編集長・横山史
性別女性
年代40代
住まい兵庫県淡路市
趣味旅行・食べ歩き・カフェ巡り
自己紹介淡路花博20周年WEBサイトの編集長の横山です。
5年前に東京から淡路島に移住し、総務省地域おこし協力隊として淡路市のPRを勤めた後、現在は子育てしながら淡路島の魅力を発信させていただいています。
花博イベント関連の情報や、新店舗などの旬の淡路島の情報を発信していけたらと思っています!

食べること大好き♡ 花マガ編集長の横山です。

さて、フランス3つ星レストランで研鑽を積んだ 新進のシェフによる「オーベルジュ(滞在型フレンチレストラン)」が、2021年5月1日、ついに淡路島にオープンしたんです!

大阪や神戸の喧騒を離れ、淡路島の静謐なる大地に佇む小さな宿。フレンチの森。
かつて朝廷に食材を献上したとされ「御食国」と呼ばれた、ここ淡路島には無限の食材が広がる。
フレンチの森がお届けするのは3つのローカルガストロノミー。
雄大な大自然の中のオーベルジュで、至高の食とゆったりと流れる癒しの時間を。

 

淡路島に本格的なフレンチレストラン!!!わー、素敵♪

ということで早速、PASONA淡路島・広報担当の染木さんとご一緒に、家族でお伺いしてきました。

 

 

 

滞在型フレンチレストラン

オーベルジュ フレンチの森『La Rose』


高校卒業後、フランスへ渡り、専門的な調理技術を学ぶとともに、【Restaurant Richard Coutanceau】(現: Restaurant - Christopher Coutanceau)をはじめとした三ツ星レストランにて研鑽を積んできた村上 遼太郎シェフ。

2005年の帰国後、国内の有名レストランにて活躍した後、銀座にあるフランス料理レストランにてシェフとして勤務。そして2021年5月1日、この『La Rose』シェフに就任されたそうです。
若干36歳の新進気鋭のシェフのお料理、楽しみです!

 

外観は童話に出てくる小人の家のような、可愛らしい建物。現在は1棟ですが、7月にはもう2棟も完成予定だそうです。

 

 

玄関ロビーで受付をし、アルコール消毒と検温をして中に入ります。廊下はモダンフレンチな内装で、ワクワク♪

今回は事前にお電話で確認していたたため、子連れに嬉しい半個室にご案内いただき、特別に子供用の椅子もご用意していただきました!

 

2歳の息子も素敵な空間にテンションが上がってる!?(笑)

※子供用のお料理はないため親子でシェアさせていただきました。子供用の食器類は持参された方が良いと思います!

 

こちらがこの日のメニュー。淡路島産の食材にこだわった全6品+Coffee。

シェフ自身もJSAソムリエを取得されているということで、フレンチとワインのマリアージュを・・・と思いきや、この日は緊急事態宣言中!飲食店でのアルコール提供は不可なのです(泣)

そこでメインソムリエさんとご相談し、ノンアルコールワインでのペアリングを体験させていただくことになりました!
 

 

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【1品目】淡路チャレンジファームの新玉ねぎのタルト

お店の外観のように可愛らしいアミューズブーシュ(先付け)が出てきました。

パソナグループの新しい農業支援(パソナ農援隊)で栽培されている新玉ねぎを使用しているそうです。

サクッとした生地にとろ〜り柔らかで甘い玉ねぎのソースが美味しい♪

 

【2品目】淡路由良漁港産 甲烏賊と鳴門オレンジのマリネ

2品目は鳴門オレンジを使ったサッパリとした前菜。由良産イカと野菜の歯応えが絶妙!

そしてこれに合わせたのが、VINTENSEという「アルコール度数0.0%」なのにワインの味わいを楽しめるノンアルコール白ワイン。白ブドウの王道ブドウ品種「シャルドネ」を使用したフランス産ワインを、スタッセン独自の低温低圧蒸留により本来の風味を損なうことなく脱アルコールを実現。多くのホテル、結婚式場、レストランなどでも使われているそうです。

全国的にノンアルコールワインが品薄な中、ソムリエさんのご縁で掻き集めてきたとのこと。

前菜を食べた後にこのノンアルコールワインを口に含むと、鳴門オレンジの香りが爽やかに口に広がって何とも言えない絶妙なマリアージュ♪ 私は元々アルコールが弱いので、普段もこちらで充分かもと思ってしまいます(笑)

【3品目】淡路産春豆とホタテのポワレ

温前菜は旬の春豆とホタテに泡状のソース(エスプーマ)が乗った一品。

って、えっ!?次はメルロー(ノンアルコール赤ワイン)を合わせるんですか!?だってホタテに赤!?

ところがこの下に隠れているソース、少し濃いめのトリュフソースだったのです。VINTENSEの赤(メルロー)は一度ワインを作ってからアルコールを飛ばすので、口に含むとちゃんと独特な熟成の風味を感じ、ただのブドウジュースにはないコクと香りがお料理を引き立ててくれるのです。

「アルコールが提供できない中でもお客様に楽しんでいただくために、私たちソムリエも頑張らないと」とおっしゃっていました。

 

【4品目】明石鯛のヴァプール 淡路産トマトのソース

ヴァプールはフランス語で蒸すという意味。海流で身が引き締まった「明石鯛」だからこそ、蒸してもしっかりとした食感で、トマトの爽やかなジュレ風ソースが優しく包む逸品でした。

こちらはネオブュル デュク ドゥ モンターニュという、ベルギーのノンアルコール・スパークリングワイン。そろそろ泡が欲しいと思っていたので、嬉しい組み合わせ!林檎と蜂蜜を合わせたような香りに、強すぎない泡。辛すぎず柔らかな甘みがありながら、お料理の邪魔をせずに、スッキリと楽しめて、いい感じです♪

 

【5品目】淡路牛フィレ肉のロティ ふき味噌ソース

メインのお肉はやっぱり淡路牛!淡路牛は赤身の味わい深いお肉ですが、ミディアムレア状に絶妙な火入れ加減でローストしているので、食べ応えがあるのに柔らかく・・・ずっと噛んでいたくなるような美味しさなのです!!!

そしてこの山菜のふき(蕗)と味噌を合わせた和風のソースが、面白い!!!コクを感じながらも、ふきの独特の風味がアクセントとなって、淡路牛の深い味わいの中に新しい刺激を与えてくれます。

こちらに合わせるのは、ロゼのスパークリング。てっきりノンアルコールの赤ワインが来るかと思いきや、ロゼですか?でも軽いテイストがこの山菜の苦味と風味に合うんですよね。ちょっとした驚きでした。
(残念ながら話に夢中になってしまい・・・写真を撮るのを忘れてしまいました。すみません!)

 

【6品目】淡路産苺 紅ほっぺのムースとグラス

デザートは淡路島産苺を使ったムースとジェラート。紅ほっぺ、甘くて美味しいですよね。旬の苺の瑞々しさを感じながら、締めに相応しい手の込んだデザートでした。そして深入りの珈琲・・・これでコース料理全体が締まりますよね!

 

ということで、淡路島にこれまでなかったタイプのオーベルジュ(滞在型フレンチレストラン)。

ノンアルコールでもこれだけペアリングが楽しめるなんて思いませんでした!お聞きしたら、シェフご自身もソムリエということもあり、入手できたノンアルコールワインに合わせてお料理のアレンジもしているそうです。アルコールが苦手な方もお料理とドリンクの組み合わせを楽しむことができるなんて、素敵ですね。

淡路ICから行きやすい森の中にあり、非日常の環境の中でお料理も楽しめる、素敵なお店でした♪

 

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■詳しいお店の情報・ご予約はこちらから

オーベルジュ フレンチの森『La Rose』
https://www.pasonagroup.co.jp/auberge/

※写真のドリンクは全てノンアルコールワインです。
※内容が変更になる場合もございますので、詳しい内容はお店に直接ご確認ください。

※記事内容は取材当時の情報です。詳細は各イベント・施設・店舗までお問い合わせください。

Date:2021.05.24