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淡路人形座に20代男子が潜入してみた!
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レポーター紹介
投稿者 | 武政彰吾 |
---|---|
性別 | 男性 |
年代 | 20代 |
住まい | 兵庫県南あわじ市 |
趣味 | ギター、サッカー、サウナ |
自己紹介 | ライターの武政彰吾です。 2019年11月に東京から仲間と3人で移住してきたばかりです! 淡路島の魅力を若い他所から来た人間の視点から発信していきます。 色々な企画にもチャレンジしていきますのでお楽しみに(^-^) |
こんにちは!!
20代男子花マガライターの武政彰吾が今回は淡路人形座を取材してきました。
(淡路人形座の外看板 迫力がすごい!)
人形浄瑠璃に関する知識が皆無な私でも、果たして楽しむことができるのか!?
自分でも楽しみな今回の取材です。(笑)
とはいってもさすがに知識ゼロのまま行くのは失礼なので、最低限の知識は勉強しました。
人形浄瑠璃とは、浄瑠璃を三味線で語るのに合わせて人形を操る演劇で、日本の近世芸能の1つだそう。
うん。まだイメージができない。(笑)
また、淡路人形芝居は江戸時代に栄えていたが、明治時代から衰退し、第二次世界大戦後に消滅の危機を迎えた。しかし1964年に伝統文化を守ろうとする人々により「淡路人形座」が生まれたそうです。
今では世界28ヵ国から招待され世界的にも評価を高めているとのことです。
500年以上もの歴史を誇り、世界から注目されている淡路人形。
なんだかテンションが上がってきました!!
ゆとりある駐車場に車を止め、いざ二階の受付へ。
エレベーターもあり、バリアフリーな建物でした。
(入口も雰囲気があり、なぜか身が引きしまる。笑)
まずは受付でチケットを購入!
(受付は階段上がって正面すぐ)
その後壁に写真などの掲示物が張られた待合スペースへ移動。
上演まで掲示物を眺めながら楽しく待てました!
(待合スペースはモチベーションを上げてくれます!)
そして、開場時間を迎え劇場に入っていくと、迫力のある幕がお出迎え!!
薄暗さの中に伝統文化の雰囲気がある劇場の中は空気が少し違いました。
(舞台の幕はとてつもない存在感)
(座席が木製なのも雰囲気づくりを手伝っていました)
開演前には人形を動かす黒子の方が、人形の動かし方など素人でも楽しめるように説明をしてくださいました!
印象的だったのは一体の人形を三人で動かすということです。
説明を聞いても難しそうだなぁと思いました!!(笑)
(説明はわかりやすく、いきなり心をつかまれる)
そしてついに開演を迎え幕が開き、三味線引きと、語り手が袖に登場。
(語り手と三味線引きが織り成す音は心地よかった)
今回は「阿波」という生き別れた親子の再会を舞台にした講演が始まりました!
(思わず入り込んでしまうクオリティー!!)
実際に目の当たりにして、一番感じたこと。
それは、初めの数分は人形を動かす黒子や語り手に目がいっていたのですが、だんだんと人形が生きているように感じ、途中から人形だけに目がいっていたことです。
内容もシンプルで、時間の往来なし、ワンカット、登場人物二人の構成で分かりやすかったです。
そのシンプルな構成の中で、親子の心情や喜怒哀楽が存分に表現されていて、私でも入り込んで感動することができました!
(ちゃっかり記念撮影。笑)
公演が終わり、大満足で劇場を出ると、人形が別れの挨拶をしてくれました!!
(最後までありがとうございました!!)
そして目に飛び込んできたのが、「おつるせんべい」!!
すっかりおつるファンの私はおいしくいただきました。(笑)
(程よく甘くてかわいい!一押しです!)
今回の取材で分かったこと。
伝統文化に知識がない私でも淡路人形浄瑠璃は楽しめる!!
3人の黒子が動かす人形は泣いてしゃべって、生きているようにしか見えません。
さすが500年以上の歴史、、、凄すぎます。
三味線と語り手の織り成す音も心地よく新鮮で楽しめました。
伝統文化というと私なんかは、かえって遠くにあるものと思いがちでしたが、知識がなくても実際に飛び込んでみたら楽しめるのだと勉強になりました!
伝統文化に触れるきっかけになりましたし、今度友達も誘ってみよっと。
と思いました(^-^)
是非「淡路人形座」、足を運んでみてはいかがでしょうか?
また、淡路人形座の皆様。
取材のご協力いただきありがとうございました。
淡路人形座HP
※記事内容は取材当時の情報です。詳細は各イベント・施設・店舗までお問い合わせください。
Date:2020.02.18